院長 今井 利明

私も矯正治療経験者の一人です。やむなく永久歯を4本抜いて中学生の時にwire矯正をして2年間ほどで歯並びの改善ができました。 wire矯正は本当に痛く、歯ブラシが大変です。ただ治療後はみんなに口元が良くなったと言われそれがきっかけで周りでは矯正を始める友達もいた程です。卒業後大学で矯正治療学を6年間勉強し、その後引き続きアメリカで開発されたマウスピース型の治療方法を学ぶ為に留学し、2006年帰国後、当クリニックでも透明なマウスピース型の治療方法を導入をしております。2016年から現在にわたり数多くの患者さんが治療を開始されていらっしゃいます。当初マウスピースの現物を見られたほとんどの患者さんがこんなにやわらくて動くんですかと不思議そうに眺めておられましたが、今はこの装置なら治療をしたいとおっしゃる患者さんも増えてきて、大分認知されてきた治療方法です。

実際この装置は口腔内スキャナーにて作製でき現在、矯正治療を専門にされていない先生も多く採用されていらっしゃいます。痛みも少ない魅力的な装置であると同時にどの先生が同じ装置を使っていたとしても、歯の動かし方や治療内容が同じであるかと言うとそうではないのが現状です。また先生の矯正治療に対する考え方、経験値によってやはりwireでの治療を推奨されたり、歯を抜く方には向いてない、治りにくいなどnetなどにも、色んなコメントが記載されております。実際は患者さんの歯並び、年齢、Drの経験値によって異なりますのでまずはご不安な方はこの治療方法を専門的にやられているDRや矯正医が常時勤務されているところでお話を聞いて見るのがいいかもしれません。一度治療を始めてしまうと引き継ぎがなかなか難しいのもこの装置の特徴です。

私が留学した大学は矯正歯科学において非常に歴史が深く、著名なドクターが数多く在籍している大学です。この大学での留学期間は、アメリカのみならず海外での矯正治療を研究することが出来、日本でなされている治療方法や研究の良い部分、違いや遅れをも感じ、今後の日本の矯正歯科学の方向性を自分なりに考 えるのに非常に有意義な期間でした。現在、日本においても歯や歯並びに対する意識の高まりは目覚しい感がありますが、やはり歯に対する意識(歯並びやスマ イル又はホワイトニング)のレベルはまだアメリカの方が高い傾向にあります。そこで、自分が留学期間に得た知識やテクニックばかりでなく、日本はもちろんアメリカ、アジア、ヨーロッパの矯正医との情報交換によって高水準の矯正器具をいち早く導入し、それを患者さんへの治療へとFeed Backしたいと常日頃考えております。

Profile

略歴

東京歯科大学卒業
東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了、歯学博士(Ph.D)受領
東京歯科大学病院助手(歯科矯正学講座)
University of Illinois(USA)の矯正学教室に在籍
日本矯正歯科学会認定医取得

所属学会

日本矯正歯科学会会員
東京矯正歯科学会会員
日本口蓋裂学会会員
Member of World Federation of Orthodontists(世界矯正歯科医連盟)
Member of American Association of Orthodontists(アメリカ矯正歯科学会)
Member of American Cleft Palate - Craniofacial Association
Member of American Academy of Cosmetic Dentistry

学会発表

日本矯正歯科学会 治験症例発表
AAO(アメリカ矯正歯科学会)治験症例発表
東京矯正学会 治験症例発表
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 TEL   0438ー30ー4618
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