子ども向けのマウスピース型矯正歯科装置って?
初めて矯正を受ける方にマウスピース型矯正装置についてご紹介します。
どんな装置?
マウスピース型の装置です。
針金などの機械的な力を使うのではなく、自分の唇の力を利用し(機能訓練矯正)・受け口、出っ歯の治療に使用するマウスピース型 の矯正装置のことです。就寝時のみの使用で治療効果が期待出来ます。
反対咬合は早い時期からのアプローチが可能になり3歳児からの治療が可能になりました。出っ歯の治療は6歳から可能となります。

メリット
- 受け口、出っ歯の改善 舌圧、口唇圧、頬筋圧のバランスの改善
- 普段ある舌の位置が不正咬合に影響がある場合、正しい位置に誘導。発音の改善(発音教室に行かれている場合はより効果が得られます。)
- 就寝時のみの使用で治療効果が期待出来ます。3歳くらいの早い時期から治療が始められます。
デメリット
毎日つけての使用ですので本人が積極的に使用しなければ、効果が出にくいこと。
通常は永久歯が生えそろった後で本格矯正治療が必要となります。(ワイヤー矯正又は大人のマウスピース型矯正歯科装置)。その場合、この装置を使用したお子さんは、矯正治療 がスムーズに進みやすく、治療が早く終わったりなど、良い効果が期待できます。