歯並びが悪いままの状態が続くと次のような悪影響が考えられます。
よく噛めない。きれいな笑顔が作れない。虫歯や歯肉炎、歯周炎などになりやすい。顎の正常な成長をきたす事がある。
顔面の左右的なバランスまた前後的なバランスが悪くなり、うまく噛めなかったり、非対称な顔面を引き起こす原因になる。

口臭

歯と歯の間に汚れが溜まりやすくなり、細菌が繁殖し口臭の原因となります。 口呼吸がある場合も影響します。

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと普通に磨くだけでは汚れが充分に取れないため、虫歯や歯周病になりやすくなります。

コンプレックス

心理的にあまりいい影響があるとは言いにくいです。

見た目が悪いと、歯を隠しながらの笑顔や笑顔の際に使われれる筋肉(表情筋)がぎこちなくなることや、性格が暗くなったり、引っ込み思案になったり、あるいは友達を避けたりする原因の1つになることも。

特に思春期など多感な時期はちょっとしたことが影響しますので、本人の自覚がない場合でも潜在的に影響することがあります。

物が噛みにくい

片側で物を噛んでしまうことにより、左右の筋肉のバランスが変わり、顔の左右対称が損なわれることも。成長期にはそのまま成長してしまうこともあります。

また、きちんと噛んでいないため消化不良の原因となり、からだの健康や発育にまで悪い影響を与えてしまうことがあります。

もっとも、歯並びが悪いと自分自身では“よく噛める”という感覚を認識していなことがありますが、、、、、、、

外傷

出っ歯の場合、前歯をスポーツや転んだりして歯が欠けたり、折れてしまうことがあります。毎年何人かの方が患者さんとして当クリニックに来院されています。

一部の歯と歯が強く当たる

一部の歯が強く当たることにより歯が極端にすり減ったり、欠けたりすることがあります。

また、その周りの歯肉や骨が薄くなってしまい、歯肉が下がってきます。その場合、歯自体もぐらぐらになってしまうことがありま す。もちろん見た目にも影響があります。

下がってしまった歯肉は矯正治療では対処しにくいので、そうなる前に対応が必要でしょう。

発音しづらい

正しい発音ができず、滑舌が悪く、相手に通じにくいことがあります。 小さい頃に発音教室に行かれていたことはありませんか?日本語のさ、た、な行が言いにくいことがよく見受けられます。英語の this, the, very, five などの発音が困難になります。