プレート矯正ってどんな装置を使うの?メリットやデメリットは?
ここでは子ども向けのプレート矯正についてご説明します。

子どものプレート矯正

プレート矯正ってどんな方法なの?

どんな装置?

発育期を利用しあごを大きくして永久歯の隙間を確保したり、受け口、出っ歯にも対応した装置となります。

毎晩8時間以上(基本的に家で使用して頂く装置となります。夕食後、歯みがき後)装着して1週間に1度ネジを回し、少しずつ幅を広げる矯正治療です。

痛みはネジを回した後、1〜2日違和感を感じることが多いです。ワイヤー矯正ではないのでそこまで痛みがありません。

メリット

  • 取り外し可能な装置。
  • 歯ブラシは通常通り。
  • 痛みの少ない装置。
  • 食事の時ははずせる。

デメリット

  • 毎日の使用(病気、修学旅行以外)。
  • きちんと入れないと合わなくなる。
  • 定期的にネジを回す。
  • 紛失の可能性。
  • きちんと使用して頂かないと効果が発揮できません。
  • 乳歯が頻繁に抜けてくる時期からの使用開始は装置の維持が弱くなる為使用できません。(6歳から9歳くらいまでに開始が一般的となります。)

治療の流れ

お口の型取り→約2週間後に装置をセット→1ヶ月から3ヶ月ごとに来院にて装置を調整します。

治療期間について

目安としては1年程度となりますが、状態によって個人差があります。

長期にわたる場合、お子様の成長に合わせて新しい装置への交換や異なる装置に変更が必要となる場合があります。

治療後は、後戻りのチェックや成長に伴う噛み合わせの変化など、定期的なメンテナンスを受けることがとても大切となります。

費用

子どもの治療費について、詳しくは下記ページをご覧ください。

Q&A

  • 痛みはありますか?
    • 痛みは少ないです。痛みが続く場合、装置の調整が不安な場合は連絡して下さい。
  • 1日中装置を付けている必要がありますか?
    • ずっとつける必要性はありません。基本的には8時間を目安に使用して頂きます。ただし決められた時間は装置を付けておかないと、せっかく動かした歯が戻ってしまいます。
  • むし歯があるんですが、矯正治療はできますか?
    • なるべく早期に治療を行うようにしましょう。矯正治療中にできた虫歯は使用中でも治していく事が可能です。
  • 食べ物で気をつけるものはありますか?
    • 特にありません。 食事の際は必ず装置を外し、食べた後は歯みがきをしてから装置をお口に入れましょう。使用しない時は必ずお渡ししたケースに入れて保管して頂きます。
  • 開始時期のタイミングは?
    • 小学1~2年生くらいからはじめるのがベターです。小学5~6年生だと治療効果があまり期待できない場合があります。小学3~4年生から 始めてもいいのですが、なかなか素直に装置を入れてくれない子もいます。小学校1〜2年生から始めたお子様が習慣にしやすく素直に装置を使用してることが多いです。

動画

子どものプレート矯正の参考動画

子どもの治療 プレート矯正 before and after